「夕方になると足がパンパン…」
「靴下の跡がくっきり残る…」
長時間の立ち仕事やデスクワークで、そんな足のむくみに悩んでいる方は多いのではないでしょうか?
特に1週間の疲れがたまりやすい金曜日は、足のむくみがピークに達することも。
今回は、足やふくらはぎがむくむ主な原因を3つに分けて解説し、ご自宅で簡単にできる効果的なセルフケア方法をご紹介します😊
なぜ足はむくむの?3つの主な原因
足のむくみは、体の水分バランスや血行不良が深く関係しています。
■1. 血行不良によるリンパの流れの滞り
ふくらはぎの筋肉は「第2の心臓」とも呼ばれ、重力に逆らって下半身の血液やリンパ液を心臓へ送り返すポンプのような役割を担っています。
しかし、長時間の立ちっぱなしや座りっぱなしの状態が続くと、この筋ポンプ機能が低下してしまいます。
その結果、血液やリンパ液の流れが悪くなり、余分な水分が足にたまってむくみを引き起こすのです。
■2. 塩分の摂りすぎと水分不足
食事で塩分を多く摂りすぎると、体は塩分濃度を薄めようとして水分を溜め込みやすくなります。これがむくみにつながる直接的な原因です。
また、「水分を摂るとむくむのでは?」と考える方もいますが、実は水分不足もむくみを悪化させる原因となります。体が水分不足を感じると、かえって体内に水分をため込もうとする働きが強まるため、適度な水分補給は重要です。
■3. ホルモンバランスや自律神経の乱れ
女性の場合、月経周期に伴うホルモンバランスの変化で体が水分を溜め込みやすくなり、むくみを感じやすい時期があります。
さらに、ストレスや睡眠不足などで自律神経が乱れると、血管の収縮や拡張のバランスが崩れ、血行が悪くなってむくみにつながることも少なくありません。
今すぐできる!むくみ解消のための簡単セルフケア3選
むくみの原因がわかったところで、自宅で手軽にできるセルフケアを3つご紹介します。
■1. ふくらはぎマッサージ
入浴後や寝る前など、体が温まっている状態で行うのが効果的です。
- 足首から膝に向かって、両手のひらでふくらはぎをやさしく包み込むようにさすり上げましょう。
- 下から上へリンパの流れに沿ってマッサージすることで、滞った水分や老廃物の排出を促します。
■2. つま先立ち運動
テレビを見ながらでもできる簡単な運動です。
- かかとをゆっくり上げ、つま先立ちになります。
- そのままゆっくりとかかとを下ろします。
- この上げ下げ運動を1日3セット行ないます。
これだけで、ふくらはぎの筋ポンプ機能が活性化され、血流が改善されます。
■3. 足を高くして寝る
寝ている間にむくみをリセットする方法です。
- クッションや枕などを使い、足を心臓より少し高い位置にして寝ましょう。
- 重力を利用することで、足に溜まった余分な水分が自然に心臓に戻りやすくなり、むくみが引きやすくなります。
まとめ
- むくみの原因は、長時間同じ体勢でいることによる血行不良や塩分の摂りすぎ、ホルモンバランスの乱れなど、日常生活の中に潜んでいます。
- ご紹介したセルフケアでふくらはぎの血流を促進すれば、むくみが解消され、足は驚くほど軽くなります。
- 特に金曜日は、週末に備えて1週間の疲れをリセットするケアを取り入れてみましょう。
「足が軽いと、心まで軽くなる」
これは身体と心の状態が密接に関わっているからです。
ぜひ今日から、自分の足にご褒美をあげる時間を作ってみてくださいね😊