皆さま、こんにちは!ゆう助はりきゅう接骨院です。
「春眠暁を覚えず」という言葉の通り、春はついつい朝寝坊をしたくなる心地よい季節……
のはずですが、
現実は
「なかなか寝付けない」
「寝ても疲れが取れない」
と悩む方が意外と多い時期でもあります。
実は東洋医学の視点で見ると、春の睡眠トラブルには明確な「理由」があります。
今回は、その原因と対策を詳しく紐解いていきましょう。
春の不眠の正体は「肝(かん)」のオーバーヒート
東洋医学では、春は五臓の「肝(かん)」が活発に働く季節と考えられています。「肝」は自律神経のコントロールや情緒の安定を司っていますが、春特有の激しい寒暖差や新生活の環境変化によって、この「肝」が過剰に働きすぎてしまうのです。
この状態を「肝の昂(たか)ぶり」と呼びます。
エネルギーが頭に上りすぎてしまい、いわば「脳がオーバーヒート」した状態になるため、体は疲れているのに脳が興奮して眠れない……という現象が起こります。
「目」を休めることが「肝」を鎮める近道
ここで一つ、東洋医学の面白い知恵をご紹介します。
実は、「目と肝は深くつながっている」とされています。
- スマホの使いすぎは「肝」を削る
寝る直前までスマホやPCの強い光を見続けることは、目を酷使するだけでなく、直接「肝」に負担をかけ、さらに脳の興奮を煽ってしまいます。 - 解決策
就寝1時間前にはデジタルデバイスを置き、目を休めましょう。目元を蒸しタオルで温めたり、逆に熱っぽさを感じる時は少し冷やしたりすることで、「肝」の昂ぶりが鎮まり、深い眠りへのスイッチが入りやすくなります。
朝の光で「体内時計」のネジを巻く
春分を過ぎて日が長くなると、私たちの体内時計も季節に合わせて調整が必要になります。
起床後すぐにカーテンを開けて朝日を浴びる習慣をつけましょう。
朝の光を浴びることで、幸福ホルモン「セロトニン」が分泌されます。これが夜になると睡眠ホルモン「メラトニン」の材料となり、自然な眠気を誘ってくれます。朝の行動が、夜の安眠を予約するのです。
食事で「眠りの材料」を補う「春の養生」
質の良い眠りをサポートするために、日々の食事にも少し工夫を取り入れてみましょう。
| おすすめ食材 | 東洋医学・栄養学の視点 |
| バナナ | セロトニンを増やし、昂った「肝」を穏やかにします |
| ナッツ類 | マグネシウムが豊富で、筋肉の緊張を緩めてくれます |
| ヨーグルト | 腸内環境を整え、睡眠ホルモンの生成をスムーズにします |
これらの食材を意識的に摂ることで、体の内側から「ぐっすり眠れる体質」へと整えていきましょう。
まとめ:春の夜を「養生」の時間に
春の睡眠改善は、単に長時間寝ることではなく、「肝」の昂ぶりを抑えて自律神経を整えることが鍵となります。
「眠りが浅くて、日中ずっと体がだるい……」
そんな時は、自分だけで頑張らずにプロの力を頼ってください。
当院では、鍼灸や整体を通じて「肝」のバランスを整え、高ぶった神経を鎮めるお手伝いをしています。
自然のリズムを味方につけて、春の夜を心地よく過ごし、毎日を笑顔でスタートさせましょう!



