こんにちは、平塚市中原のゆう助はりきゅう接骨院です😊
昼間は暖かいけど、夕方になると急に冷える、そんなこの頃、「なんとなく体がだるい」「寝ても疲れが取れない」といった不調を感じることはありませんか？
それは、自律神経の乱れが原因で起こる【寒暖差疲労（かんだんさひろう）】かもしれません。
今回は、この寒暖差疲労のメカニズムと、接骨院の視点からできる効果的なセルフケア、食事のヒントをご紹介します。
目次
🥶寒暖差疲労とは？ 自律神経のSOSサイン
寒暖差疲労とは、気温の急激な変化に体が適応しようとすることで、自律神経が過剰に働き、エネルギーを消耗してしまう状態を指します。
■自律神経が乱れるメカニズム
私たちの体は、暑いときは汗をかいて体温を下げ、寒いときは血管を収縮させて体温を逃がさないように自律神経がコントロールしています。
寒暖差が大きいと…
- 体温を一定に保つために、自律神経の「アクセル（交感神経）」と「ブレーキ（副交感神経）」が頻繁かつ激しく切り替わります。
- この過度な切り替えが自律神経を疲れさせ、制御不能な状態（乱れ）を引き起こします。
- 自律神経が疲労すると、全身にだるさや痛みとなって現れます。
■こんな症状はありませんか？
寒暖差疲労によって起こりやすい代表的な不調は以下の通りです。
- 全身の症状
慢性的な疲労感・倦怠感、頭痛、めまい、食欲不振 - 痛みの症状
肩こり、首の凝り、腰の痛みが悪化する - 精神的な症状
イライラ、気分が落ち込む、睡眠の質の低下
♨️寒暖差疲労をリセットする二つの対策
自律神経の乱れを整え、疲労をリセットするには、「体の外から温めるケア」と「体の内側から温めるケア」が効果的です。
■外側から温めて、自律神経を安定させる
特に体温調節に関わる部位を意識して温めることが重要です。これらの場所を温めることで、自律神経の働きが安定しやすくなります。
- 首まわり
首の後ろには太い血管と自律神経の通り道があります。温かいタオルやマフラーなどで集中的に温めましょう。 - 背骨のまわり
背骨沿い（特に肩甲骨の間）には自律神経が多く通っています。温熱シートやカイロなどで温めると、全身の緊張がほぐれます。 - 四肢の先端
手首、足首、特に三陰交（内くるぶしの上にあるツボ）など、血管の通り道がある部分を温めるのが効果的です。
■深部体温を上げ、臓器の安定を図る食事
体を内側から温めることで、体温を調整する負担が減り、内臓機能が安定します。
- 土の中の食べ物を摂る
根菜類（ごぼう、にんじん、れんこん、芋類）は体を温める作用が強く、深部体温を効率よく上昇させます。また、消化吸収を緩やかにし、臓器の急な負荷を防ぎます。 - 温かい飲み物・食事
冷たい飲み物や生野菜ばかりでなく、温かい汁物や煮込み料理を意識して摂りましょう。
💪 自律神経を整える運動と接骨院でのアプローチ
自律神経を整えるには、体全体の血流を良くし、緊張を解きほぐすことが大切です。
■軽い運動とストレッチのすすめ
激しい運動はかえって交感神経を刺激してしまうため、副交感神経を優位にするような軽い運動がおすすめです。
- ウォーキング
20分程度の軽いウォーキングは、リズム運動として自律神経のバランスを整えるのに役立ちます。 - リラックスストレッチ
特に入浴後など体が温まった状態で、呼吸を意識しながらゆっくりと肩まわりや股関節のストレッチを行いましょう。
■痛みの専門家によるアプローチ
寒暖差疲労による自律神経の乱れは、首や背骨まわりの筋肉の過緊張や姿勢の歪みとして現れ、肩こりや頭痛、腰痛を悪化させます。
「ゆう助はりきゅう接骨院」では、
- はり・きゅう
自律神経のツボや、過緊張した筋肉に直接アプローチし、リラックス（副交感神経優位）を促します。 - 手技療法
背骨や骨盤まわりの歪みを整え、自律神経の通り道を解放することで、体調の回復をサポートします。
もし、ご自身のセルフケアだけではなかなか疲れが取れない、痛みがひどくなったと感じる場合は、どうぞお気軽にご相談ください。
