空気の乾燥が本格的になり、お肌や喉、鼻の粘膜までかさつきを感じる季節がやって参りました。
お肌にクリームを塗る外側のケアはもちろん大切ですが、乾燥に負けない肌を作るためには、身体の内側からの保湿が非常に重要になります。
東洋医学では、秋から冬にかけての乾燥は、呼吸器や皮膚、粘膜を司る「肺(はい)」の働きを弱めると考えられています。肺が乾燥すると、全身の潤いが不足し、肌荒れや咳、便秘といった不調が出やすくなります。
この「肺」を労り、身体に潤いを補給するために特におすすめなのが、昔から養生食として親しまれてきた【白い食材】です。
■おすすめの白い潤い食材とその効果
- 白ごま
良質な油分とミネラルを豊富に含み、皮膚に潤いを与え、便通をスムーズにする働きがあります。和え物やふりかけに手軽に取り入れられます。 - レンコン
粘り成分であるムチンを含み、喉や気管支の粘膜を保護する作用があります。すりおろして飲んだり、煮物や炒め物で食感を楽しみましょう。 - ヨーグルト・牛乳
体内の熱を冷まし、潤いを補給します。ただし、冷やしすぎないよう、常温に戻したり、温かい飲み物と一緒に摂るのがおすすめです。 - 長芋(山芋)
強い粘り成分が滋養強壮と粘膜の保護に役立ちます。「山のうなぎ」とも呼ばれるほど栄養価が高く、生で食べるとより効果的です。 - 大根・梨
体の熱を冷まし、肺を潤す作用に優れています。乾燥による咳や喉の不快感があるときに特におすすめです。
日々の食事でこれらの白い食材を上手に摂り入れ、乾燥に打ち勝つ、みずみずしい潤いのある身体を内側から作っていきましょう!
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