夏の食養生~冷えと水毒を防ぎ、夏バテに負けない体を作る~

こんにちは!
ここ平塚市中原でも暑い日が続いていますが、いかがお過ごしでしょうか?

こんなに暑いと、ついつい冷たい飲み物や食べ物に手が伸びてしまいますよね。
キンキンに冷えたビールやアイスクリーム、かき氷などは夏の醍醐味ですが、実はその摂りすぎが、知らず知らずのうちに私たちの体に負担をかけているかもしれません。

今回は、夏に陥りがちな体の不調「冷え」と「水毒(すいどく)」を防ぐための食養生についてご紹介します。

冷たいものの摂りすぎにご注意!「お腹の冷え」と「水毒」とは?

冷たいものを摂りすぎると、真っ先に影響を受けるのが「お腹の冷え」です。
お腹が冷えると、私たちの体に必要なエネルギーである「氣(き)」がうまく作られなくなったり、その働きが鈍くなったりしてしまいます。氣が不足すると、だるさや疲れやすさなど、様々な不調につながる可能性があります。

さらに、水分の摂りすぎにも注意が必要です。
特に冷たい水分を一度に大量に摂ると、体内でうまく処理しきれずに「水毒」という状態を引き起こすことがあります。水毒とは、体内の水分代謝が悪くなり、余分な水分が滞ってしまうこと。この水毒が氣の不足と相まって体の中に停滞すると、血液やリンパの流れが悪くなり、全身の巡りが滞ってしまうのです。

「なんだか体が重だるい」「むくみが気になる」「胃腸の調子が優れない」と感じる方は、もしかしたら「お腹の冷え」や「水毒」が関係しているかもしれません。

冷えたお腹を温める「食養生」のすすめ

では、冷えてしまったお腹や滞った水毒には、どのように対処すれば良いのでしょうか?
東洋医学の考え方を取り入れた「食養生」では、体を内側から温める食材選びがとても大切になります。

1. 体を温める「陽性」の食材を取り入れよう

体を温める代表的な食材といえば生姜です。
ただし、生の生姜は体を冷やす「極陰性」の性質を持っているため、体を温めたいときは加熱調理することがポイントです。加熱することで、生姜は体を温める「陽性」の食べ物に変化します。紅茶にすりおろした生姜を入れて飲んだり、炒め物や煮物に活用したりと、積極的に取り入れてみましょう。

また、根菜類(ごぼう、にんじん、大根など)やとろみのある食べ物(葛あんかけ、煮物など)も内臓を優しく温めてくれます。これらの食材は、冷えの改善だけでなく、消化にも良いので、食欲が落ちやすい夏にもおすすめです。

2. スパイスの力を借りて「氣」を巡らせる

夏バテで食欲が湧かない時でも、なぜかカレーならモリモリ食べられる、という経験はありませんか?(私だけではないはず!)その秘密は、カレーに用いられるスパイスにあります。

特にクミン、コリアンダー、ターメリックなどのスパイスは、お腹を温め、停滞した「氣」をスムーズに動かしてくれる働きが期待できます。普段の食事に少量加えるだけでも、血行促進や消化促進に役立ち、夏の不調改善に繋がります。

夏の食養生で、元気に夏を乗り切ろう!

暑い夏でも冷たいものの摂りすぎには注意し、体を内側から温める食材やスパイスを意識的に取り入れることが、夏バテや体調不良を防ぐ大切な食養生です。

「ゆう助はりきゅう接骨院」では、お一人おひとりの体の状態に合わせたアドバイスを行っています。夏バテ気味の方、お腹の調子が冷えてイマイチな方、その他お身体で気になることがあれば、どうぞお気軽にご相談ください。あなたの健康で快適な毎日をサポートできるよう、いつでもお待ちしております。

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