6月下旬からの暑さ。7月に入り、いよいよ本格的な暑さが続く今日この頃。
日中の強い日差しに加えて、室内では冷房が効き、冷たい飲み物や食べ物を口にする機会も増えますね。
このような夏の「寒暖差」は、実は私たちの身体に大きな影響を与えています。
夏の寒暖差と自律神経の乱れ
「暑いから冷房を使う」
「冷たいものが飲みたい」
と感じるのは自然なことですが、急激な温度変化や体の冷えは、体温調節を司る「自律神経」に負担をかけ、そのバランスを乱す原因となります。ゆう助はりきゅう接骨院でも、この寒暖差によって自律神経の乱れている方を多くお見かけします。
自律神経が乱れている方の身体を触診すると、特に背骨周り、首の後ろ、頭まわりがカチカチに固まっている方が非常に多いです。
これは、自律神経の不調が身体の緊張として現れているサインかもしれません。
自律神経の乱れが引き起こす不調
自律神経の乱れは、様々な不調を引き起こします。
- よく眠れない
寝つきが悪くなったり、夜中に目が覚めてしまう。 - 疲れが取れない
十分な睡眠をとっても、朝から身体が重い。 - 身体がダルく重たい
全身に倦怠感があり、やる気が出ない。
これらの全身倦怠感でお困りの方がたくさんいらっしゃる印象です。
夏の寒暖差に効く!簡単セルフケアとツボ押し
今回は、これらの夏の不調を和らげるためにおすすめのツボと、ご自宅で簡単にできるセルフケアをご紹介します。
■身体を整えるツボ押し
ツボ押しは、心身のリラックスを促し、自律神経のバランスを整えるのに役立ちます。
下記を参考にして、是非やってみてください。
●ツボ①【労宮(ろうきゅう)】

- 場所
手のひらのほぼ中央に位置します。指を軽く握ったときに、中指の先端が当たるあたりです。 - 効果
ストレス緩和、精神安定、疲労回復、不眠の改善に効果が期待できます。
夏の暑さによるイライラや、冷えによる胃腸の不調にも良いとされています。
●ツボ②【内関(ないかん)】

- 場所
手のひら側の手首のシワから肘に向かって、指の腹3本分上がったところの真ん中、2本の腱の間です。 - 効果
吐き気や乗り物酔いの緩和、精神安定、動悸、不眠、胃の不調など、幅広い症状に効果があると言われています。自律神経のバランスを整え、夏の倦怠感を和らげる助けになります。
ツボを押す際は、「痛気持ちいい」と感じる程度の強さで、優しくゆっくりと押しましょう。
そして何よりも大切なのは、「ゆったりとした気持ち」で「深呼吸」をしながら行うことです。
これにより、全身の気血の巡りが良くなり、自律神経がより整いやすくなります。
■自宅でできる簡単セルフケア
日々の生活に取り入れやすい簡単なセルフケアをご紹介します。
- 入浴時の頭皮マッサージ
シャンプーの際に、指の腹を使って頭皮を優しく動かすようにマッサージしましょう。
頭皮の血行促進は、首や肩の凝り、眼精疲労の緩和にもつながります。 - ドライヤーで背骨を温める
髪を乾かすついでに、ドライヤーの温風を背骨(特に首から肩甲骨の間あたり)に当てるようにして温めます。
じんわりと温めることで、背骨周りの筋肉の緊張が和らぎ、自律神経の通り道がスムーズになります。
(⚠️火傷にならないよう、必ず肌から離して、適度な距離と温度で行ってください。)
さらに効果を高めるためのプロのケア
ご自宅でのセルフケアも大切ですが、「ゆう助の整体・ほぐし・鍼灸」で定期的にしっかりケアするのも大切です😊
当院では、足元からの根本改善を重視し、足の不調が原因で起こる全身の不調(腰痛、慢性的な首肩こり、頭痛、眼精疲労、睡眠不足など)にも対応しています。
また、平塚市で唯一の「距骨サロン」として、足元から身体のバランスを整える専門的な施術を提供しています。
個室での診療なので、誰かの目を気にせずゆっくりと施術を受けられるのも特徴です。
身体の専門家が、お客様一人ひとりの状態に合わせた最適な施術をご提案し、身体の根本原因にアプローチします。
元気に夏を過ごすために
暑いからといってゆっくり休んでいる暇もなく、お忙しい方も多いかと思います。
日々のセルフケアと、定期的なプロのケアのバランスをしっかりとって、暑い夏を乗り切りましょう!
自律神経をしっかりケアすることで、心身ともに健やかに、元気に夏を楽しむための一助となれば幸いです😊